2011-02-28

なんちゃってオーロラ角

1月は怒涛の11本ブログをUPしたものの、2月は一気に(多忙となってしまい)フェードアウト!
何とか1本追加を(2月内に)することができましたぁ~。

今回は1月の「なんちゃって竿頭」に続いて、なんちゃって「オーロラ角」!
イカ釣りがお好きな方にはピィ~ンとくる話です。

例年11月頃からスタートするヤリイカですが、昨年の11~12月は全く釣果が振るわず「この冬はダメか…」と諦めていましたが、年が明けたら俄然盛り上がってきました。

昨年は、夏のスルメがダメで初冬のヤリイカもダメ。
1年を通してダメダメでした。
何せこの冬は長井(イカ釣りのメッカ)の船がアオリをやってる始末。
マジな話、イカ専門宿が2~3軒潰れるんじゃないかとさえ思ったほどです…。

盛り上がってくれば釣りたくなる。
チョピッチョピッというアタリを取った後にズッンズッンと追い乗りしたときの重さ、あの透明な身を食う、考えただけでも居ても立ってもいられない、というのがイカファンの真情です。

そこでブログUPは後にして、今年に入り2回のヤリイカ釣行をしています。
1回目は湾奥のヤリイカ船に乗ったことがなかったので、吉久さんからの初挑戦。
2回目は私のイカ釣りのホーム、萬栄丸さんからの出船です。
この2回の釣行を踏まえ、今回はヤリイカ釣りの留意点や私なりの工夫などをまとめてみたいと思います。


吉久さんも南沖まで足を延ばします…。

まず釣果を先に申し上げてしまえば、吉久さんでは12杯(次頭)、萬栄丸さんでは47杯(うち9杯スルメで船中3番手)という内容。
数だけ見れば萬栄丸さんは「まあまあ」と思えますが、実情は全く逆で、萬栄丸さんは超有名店ということもあり、満員御礼&オマツリ必須で苦労しながらの釣果です。

それもその筈、ヤリイカの復活を願っていたのは私だけではありません。
萬栄丸さんの竿頭達が叩き出すTOPの釣果はまさにパラダイス!
そんな釣果を夢を見て沢山の人(私を含め)が集まる上に、4隅は常連が無言キープしていますので、胴の間での戦いとなります。

しかも冬の北風は否応もなしに、波も4m程と着底すら判り辛い状況。
胴の間≒オマツリが頻発する中、4隅に陣取る竿頭、次頭に次ぐ3番手になれたのは、仕掛けや誘いを長いオフシーズンに研究した賜物ではないかと思います(数については、流石に白浜沖といったところですね)。

今季、大きな工夫点は3つ。

1点目は、ブランコ仕掛けの回転ビーズをMからLに大きくしたこと。
ビーズ類はこれまで小さければ小さいほど有利だろうと考えていましたが、どうも投入管に角を戻すとき等、仕掛け捌きに出るヨリが不満で、思い切ってサイズを大きくしてみたのです。

するとどうでしょう、至って捌きがよい!(撚れが少ない)
ビーズを大きくしたことにより、念のため枝スは3号から4号と太くしましたが、糸の太さなどは誘いに勝るわけがありません!
これは正解でした。

次に竿です。
今季はヤリにもスルメ用の短竿を使用しています。

ヤリイカの竿は一般に1.8~1.9mが多いのですが、これは一日中シャクル上に(短竿が楽)、シャクリ幅を出来るだけ大きくしたい(長竿が有利)という理由から導き出された長さなのでしょう。

ではなぜ短竿を使うのかと言えば、誘いをシャクリ下げ中心にしたからです。
アオリイカにも言えることですが、イカ類はイカ角(スッテ)が海中で水平になるときに抱き付きます。

一方で多くの方のブランコ仕掛けの誘いは、水面からすぅ~っと頭上まで竿をシャクリ、頭上で竿を止めてアタリを取っています。
その場合、海中で角は水平になる間がない筈です(私が昔から言う踊りが少ないのです)。

そこでシャクリ下なのです。
竿を一気に下げた時、角が水平になる「間」が生じる筈です。

然るに竿が20~30cm短くても影響ないし、体もラクというのが私の本音。
更にシャクリ下げた時に止め(待ち)を入れる訳ですが、竿は海面と水平になっているのでアワセ幅も大きく取れる(短竿のデメリットはない)。

加えて今季は電動リールの「ちょい巻き」機能もアワセに併用しています。
アタリに対し、ちょい巻きで1m程度巻いてあげれば竿を煽ることなく(労せずして)アワセになるのです。
一応、釣果も伴っています?ので、皆さんお試しあれ!

最後に標題です。
以前にもオーロラ角についてはコメントしていますが、FFTさんは如何せん家から遠い…。
そこで最近のネイルブームで、コンビニなどでも売っているラメ入りマニュキアをピッカピカ角に塗ってみました。
写真(水洗いしている時のもの)右が本物のオーロラ角、左がなんちゃってオーロラ角です。



萬栄丸さんではただ単純に活性が高かったのか、「なんちゃって」の威力なのか不明ながらすこぶる乗りの良さでした。(最高7本中7杯のパーフェクトあり!)
皆さんも一工夫されては如何でしょうか。



2011-02-01

きっききたっ~

平成23年2月1日、何気に捲った「DAIWA」HPがリニュアルされていた…。

新製品情報を見ると、あるじゃないの、あるじゃないの、期待していたものが…。

そんな訳で、船釣り師として気になるフィッシングショーで発表される新製品をPick-Up!


レオブリッツ300MT
電動リールを初めて買うときに「シーボーグ300MT」はかなり悩んだ…。
イカ用の電動を買う必要に迫られていた時期だ。
SB300MTは、ヤリイカだけでなく、スルメにも使えるパワーを持ちながら、コンパクトサイズが故にマダイ、アジ、タチウオ、ワラサだってOKのオールラウンダー!
電動買うなら「高いけど、これ1つ有れば…」という逸品だ。
しかし、私はどうしても黄色のボディだけは許せず、結局500クラスの電動にしてしまった。
当時、これが出ていれば!!!

レオブリッツ150DH
以前、このブログにも書きましたが、ベイトリールのハンドルは長いほどリーリングは軽くなります。
このLB150DHのハンドル、カッコイイじゃないですか!
しかも、全長100mmと長めだし。
因みに、I’zファクトリー等のカスタムハンドルを購入するよりも、既製品のパーツを個別注文する方が費用も安く済みますよ(恐らく…)。
その内にこのハンドル「のみ」は入手するかも。

極鋭マルイカRT
何を隠そう、今回の1番の注目はコレだろう!(私の中で)
去年の初夏、喉から手が出るほど欲しかった極鋭ゲームセンサーRTだが、販売から2年も経っている。
次の春には絶対にマルイカ竿のフラッグシップが発表されるだろうと、虎視眈眈と狙っていた1本だ。
しかも、気になっていた錘負荷も~60号まで対応しているので、地域によっての重さの違いだけに留まらず、初春の深場から夏場の浅場までこれ1本で対応可能だろう。
調子が「MH」とされていることから、いづれ「M」や「H」が発売されるのかもしれない…。
値段も値段なだけに、後ろ髪を引かれるところだが、清水から飛び降りるつもりで「男の12回払い」を決めてくるか!

電動丸イカスペシャル

当然、シマノも新製品が発表される。
中でもイカスペシャルのリニュアルに注目だ。
旧イカスペシャルの発売から4年…。
その後に発売されたビーストマスター(MUTEKIモーター)やフカセスペシャルにより、機能的に色褪せてきた感があったが、これらの新機能を全て身に纏ったわけだ。
イカ好きには堪らないリールだ。