2012-03-21

大返し

昨シーズン全く音無しだったマル(イカ)ちゃん。
今期はポツポツ釣果が聞こえてくる。

どうせなら、シーズン開幕はホーム房総で迎えたいのだが、歯痒いことに「早く行きたい!」と思えば思うほど、スケジュールが上手く調整できない。

そうこうしている内に我慢も臨界点を突き破り、強行スケジュール敢行を決意した。
「午後便なら、房総でも何とかなる!」と…。
そんな経緯で3月20日の朝、洲崎の早川丸に向けハンドルを切ったのだった。

当日はレジャーの車も多かろうと3時間前に自宅を出発したものの、彼岸の入り(墓参り?)だからか、車の量がメチャ多い。
高速の渋滞表示は、20km、その先に5km表示もある…。
こりゃ~まずい!

このままじゃ船が岸払いした後に到着(港)、帰路もたっぷり渋滞し、「渋滞ドライブ」で1日が終わってしまう…。
また、渋滞をやり過ごした後に、急ぎ過ぎて“御用”なんてことになれば目も当てられない。
でも、マルちゃんは釣りたい…。

そんな心の葛藤の末、千葉に向かっていた京葉道を(一旦降りて)東京へ向けて逆行した。
首都高・アクアライン経由で君津に入る東京湾大返しだ。

そんな努力も実らず、君津到着は自宅を出発して2時間半後。
もう早川丸は間に合わない(悲)。
やむを得ず、マルイカの午後船が出そうな金谷、勝山の船宿をリサーチし、何とか萬栄丸に飛び乗ったのだった。
本当にハラハラドキドキの往路だった。


そんな愛おしいマルちゃんの開幕釣果は7杯。
竿頭は私の逆舷の方だったが、着底毎に「ウオォ~~、オリャ~」と騒いでらしたので、数も凄いのだろうなと思っていたら、9杯なんだそうです。

【追記】
後で釣果速報をよく読んでみたら、午後船の釣果は次の日掲載となっていて、TOPの数は16杯(9杯は前日の午後船釣果)でした。
面目ない…。

シーズンもまだまだ序盤、水深も50~70mと深く、当日(午前の方が良かったそうだ)の活性も今ひとつだったが、僅かなアタリを捉えると、ズッンと乗ってくる楽しさを2年振りに味わった。
言わずもがな食味もマルちゃんは最高だ。

シーズン中盤にもなれば水深も浅くなり、数が伸びれば当然船も大混雑となろう…。
とにかく今期は期待大、長く楽しめそうである。

2012-03-13

滅多とない獲物


釣友のI氏に誘われ、3月11日(日)蒲田カワハギ研究会3月例会にゲスト参加。
松輪江奈港の徳八丸で出船する。
当日のポイントは雨崎沖だ。

前週、悪天候が続き、時化後ということで覚悟はしていたが、低水温+かっ飛び潮+低活性の三重苦。
更には根掛り・オマツリも多発するなか、アタリが無いのか、感じられないのか、午前中まさかの「ボ」!

エサが取られていないので、原因は前者と思いたいものだが、船中たま~に竿を曲げている方がいらっしゃる。
誘い方が悪いのは否めない…。

そんな中、人生に2度あるかどうかというモノを釣り上げた…。
隣りの大先輩が海にポッちゃんした竿とリール(仕掛け付き)だ!
カワハギ1尾を500円と仮定すると、ざっと80枚に相当するのだが、充足感がないんだなぁ~これが。

午後になって3枚釣って、何とか「ボ」は逃れたが、カンッカンッカンと竿を叩くあの感覚がいっぱいないと満たされないなー。