2012-07-01

フロロ破断強度について

過日のLTアジ釣行で、PE1号、フロロ5号でリーダーをFGノットで組み、2回もラインブレイクした…。
ビシは30号だ。
しかも、切れた箇所がPEだ。
確かに極細PEを1年以上も巻きっ放しにしていたので、PEが疲労していたのは否めないが、天秤とビシを無くした悔しさもあって、少しここら辺の事情を調べてみたくなった。

ところが、そんな思惑に反し意外な事実が浮上した。
何と、どのラインメーカーもフロロの破断強度情報を開示していないのだ!

こんなことが有っていいのかと、半信半疑(意地)になってネットを調べたのだが、メーカーからのオフィシャルなデータは皆無…。
きっと同じ理由でネットを探す方もあろうかと、ブログにコメントを残す次第です。

私が知りたかったのは、ただ単純にPE1号の破断強度、フロロ5号の破断強度を比較して、PEが弱いようであれば、次からリーダーを4号に落とすべきかという判断、ただこの1点だ。
ルアーの世界であれば考えられない愚行である。

そして粘った甲斐があり、DUELでやっと開示情報をキャッチ。
これにより恐らく参考値にしかならないだろうが、破断強度の相関関係を確認できる。
因みに、PEはポピュラーなウルトラ2ダイニーマ、フロロはH.D.カーボン船ハリスとする。

【フロロ】       【PE】
1.5号…3.0㎏
2.0号…4.0㎏    0.8号…4.8㎏
2.5号…5.0㎏
3.0号…6.0㎏    1.0号…7.0㎏
4.0号…7.0㎏    1.5号…9.0㎏    
5.0号…9.0㎏    
6.0号…11.0㎏
7.0号…11.5㎏    2.0号…13.0㎏
8.0号…13.0㎏   

FGノットの結束強度は無視すると、過日のLTアジはライン号数のチョイスがミスだったことが明らかになった。
感覚的ではあるが、思いの外、フロロは強度があるのだなぁと認識を改めた次第だ。