2012-09-21

カワハギの竿っ叩き

さて、カワハギの乗合船が各地で出船し始めました。
今年もマルイカが駄目ダメだったので、テクニカルな小物釣りが好きな方にとっては待望のシーズンインですね。
私も9月17日(祝)にシーズン最初の釣行を楽しんできました。

シーズン序盤の醍醐味は何といっても “型の良さ”。
周年釣ることが可能な魚なんですが、産卵時期の夏季は乗合船が出ないことがその理由。
夏の間、釣られることもなく成長した良型が狙えるのだ。

冬場でも良型が交ざるは交ざるが、如何せん水温が下がると魚の動きが鈍化する。
水温が高く、浅場で釣れるシーズン序盤は、引きの良さといったら堪らないね!
喰い上げてバレたかと思えば、横ッパシリもある。

そして何より私が好きなのは竿っ叩きだ!
鈎に掛ってしまったカワハギは、鈎を外そうと猛烈に首を振る。
すると棒のように硬いカワハギ竿は、他の魚では見ることのない勢いで “カッンカッンカッンカッンカッ” と叩かれるのだ。

そんなカワハギの引きを味わい、食味を堪能するために皆さん色々と工夫されているが、確立された釣り方がなく、情報が氾濫している。

私も本格的にカワハギを初めて3シーズン目に入り、少しはウンチクを傾けることが出来るようになってきた。
そこで、今回はカワハギ釣りのセオリーにひとつ矛盾があることをお知らせしよう。

カワハギの釣り方などは、雑誌やムックなどでテスターの方々が「釣れない時はどんな対策をするか?」という質問に答えており、皆さん参考にしていると思います。

しかしながら、その答えというのが、鈎の種類を換える、ハリスを細くしたり長したりする、竿を換える、餌付けを工夫する等、彼是とありますが、根本的に的が外れているのです。

それは、初心者・中級者にとって「釣れない時」は、「アタリが出せない時」であって、彼等が説明する「鈎掛がりしない時≒餌が取られる時」とは異なることなんです。
カワハギが釣れない時は「探す」んです!
  • 誘い幅を広くする(底だけでなく宙層でもアピールしてみる)
  • 誘いのスピードに変化をつける(速くしたり遅くしたり)
  • キャストできるなら広い範囲(横に)誘ってみる
まずはこんな手段を踏んでみてはどうでしょうか?
そして、どのシチュエーションで餌が取られたか(アタリを察知できなかったにしても)を確認してはじめて、テスターの皆さんの技を試してみたら如何でしょう?
また、カワハギ釣りで一番大事なのは “誘いを止めない” ことです。

偉そうなことを今回は書きましたが、私の今シーズン初釣行は一応竿頭です。
騙されたと思って試してみては如何でしょうか。
鈎を換えるよりも余程効果がありますよ…。




2012-09-06

炎月BB(PG)カスタマイズ

標題、私のお気に入りベイトリールのハンドルをカスタマイズしました。
この炎月BB(PG)のノーマルスペックは、ギア比:4.7、ハンドル長:42mm(84mm)、1巻:50cm です。
過去のブログでも常々お話しているように、私は巻き重りを感じるハイギアのリールが嫌いです。
魚とのやり取りは、ハンドリングの重さを気にせずに楽しみたい。
フッキング後にテンションさえ抜けなければ、遅いリールだってそうそうバレることなんてない。

餌釣りにおいてハイギア(速いリール)で急いで釣りしたところで、変わることなんてそんなにない。ルアーなら話は別ですよ~。

欲張りな私は炎月のパワーギアに飽き足らず、ハンドリングをもっと軽くするためにパワーハンドル(ロングハンドル)を装着した。
カスタマイズ①
シマノ ベイゲームTypeG 純正51mm(102mm)ハンドルに変更

この超ロングハンドルは機能的に満足したものの、どうしてもシマノのセンスを疑ってしまう点である “クランクハンドルを採用しない” が如実に目に入る。
この「まっすぐな長い棒」を払拭するために再度ハンドルの交換に踏み切った。
カスタマイズ②
Avail オフセットハンドル 90mm(ガンメタ)

超カックィ~でしょ!
カスタマイズ①より巻きが重くなるけど、ハンドルひとつでリールの顔って変わりますよね。