去年~一昨年みたいに獰猛なイナダさんやワラサさんが大群で暴れ廻っていないのにナゼ?
仕方がないので、小型電動のPEを1号に巻き替えて自分から逢いに行くことにした。
ホーム千葉でも外房エリアは洲崎~大原にマルちゃんを狙う船宿が何件かある。
但し、洲崎は浅場にならないと乗合は出さないし、大原はテンヤ真鯛がブレイクしてからというものマルイカ船の情報は耳にしない…。
そんなマルちゃんのシーズン初釣行は雛祭の3/3(日)に企てていたのだが、なっ何と、お目当ての寿々木丸さんが2/28(目)にTV取材されているじゃないか…。
早ければ3/2(土)オンエア(ガ~ン!)。
3/3(日)は満杯≒お祭り騒ぎになる?
ゾックっ…。
周辺の鯛丸、小沢丸、伊豆丸なんかもマルイカを出すには出すが、寿々木丸さんを迂回した方々が大勢というのも怖いから逃げちゃおうっと、太海の聡丸さんに初乗船することにした。
(因みに聰丸さんのHP「最新釣果」3/3の上段右でイカ持って写ってるのは小生です)
聡丸さん |
太海港(浜波太漁港) |
得てしてこの情報社会。
聡丸さんもポイントは小湊だけに、駐車場には横浜ナンバー、川崎ナンバー、大宮ナンバーと剣崎と変わらぬ盛況ぶりだった…。
それでも大型船に片舷6名、手慣れた方ばかりだったのでオマツリも殆どなく、快適な釣行となりました。
さあ、今年に入ってからというもの魚だけでなく海や船宿にまで愛想を尽かされている私…。
マルちゃんの対応は如何に?
釣果は23杯(船中15~35杯)。
にやり。
可もなく不可もなくといった釣果でやっと今年の片目が明きましたよ、ほっ。
今回のマルイカで興味深かったのはスッテのチョイス。
潮は薄濁り、マルちゃんはほぼニンジンサイズだったのですが、私のスッテは潮色・型に関係なく“ちびイカ5(K3)”、“ちびエビ5(SBK)”、“ミッドスッテGW(抹茶)”3つの緑~青系が押しも押されぬクリーンアップ。
ところが今回、このド定番の3本には1~2杯しか乗らず終い…。
よく当たったのがFNブルでした。
周囲の方の乗りスッテを見てもそうですが、色は少し派手目な赤~黄系が良かったです。
一方でケイムラ系にもポツポツと乗りがある…。
???
色の波長は柴(ケイムラ)→青→緑→黄→赤の順に長くなります。
いわば、私のクリーンアップ共は中間色。
ケイムラと赤は相反することになります。
したがい、単純に潮が濁っていたから派手な色が良かったとも思えないのです。
恐らくは水深とスッテの蛍光性(紫外線含む)の関係からではなかろうかと(勝手に)推測しています。
今回の水深は80~110mで薄濁り。
ケイムラは波長が短いが故に、人の目には映らない(イカや魚には見えるらしい)紫外線に最も近い領域にいます。
ですので、紫外線タイプ、ラメ入り、畜光タイプなどは波長の短い色でも乗りがあったと言えそうですね。
最近、FNブルが雑誌でよく取り上げられていることもあり、もののついでに購入していたのだが功を奏しました。
深場マルイカが続くようであれば、もう少しFNブルを購入しておこうかと思います。
さて、今回は釣行記の他に裏ネタがあります。
タイトルに「相互Link」としているのは、以前の記事で「魚の締め方(美味しくいただく方法)について」。
その中で“イカの鮮度維持”についてコメントをしていたのですが(ブログの最下段です)、今回のマルイカでその方法を試してみたからです。
これよりマルイカを調理してみますので、乞うご期待!
締めたマルイカを海水氷にブクをして持ち帰る |