2013-11-13

ヒラメの理(ことわり)閃き編

ここんとこ、たび重なるお付き合い釣行と、週末の天候不良により、ろくすっぽプライベートな釣行が叶わない…。
普段釣りをしない方も、ハイシーズンだからこそ「久々にどう?」となるので、やむを得ないことなのだが…。

そんなお付き合い釣行の中に、自身も久々となるヒラメ釣行があった。
原則、お付き合い釣行はブログネタにしないのだが、今回は新しい発見もあったので(暫らくブログUPも出来ていないこともあり)触れておこうと思う。
当日は1kg程の本命1枚(外道Bigカサゴ1尾を持ち帰り)
ヒラメ釣りの理として、“ヒラメ40” がある。
前アタリから本アタリまで40秒かかるという謂れだが、小物釣り(≒即アワセ)が好きな私にとっては拷問のような釣りである。

何しろヒラメ(泳がせ釣り)は、前アタリ以前に生餌(主にイワシ)の動きだけでも私は居ても立ってもいられない。
その上、ブルッブルルッと来てから40秒も生命反応を感じながら待てなんて、全く以って猫にマタタビ状況だ!
言わずもがな私はヒラメ釣りが下手である。

そんな下手の横好きとなるが、今回の釣行はノーマルタックルの他にLTタックルを持ち込んだ。
但し、錘(号数)統一の船宿だったので、正確には華奢なタックルでヒラメ釣りをしたということになるが、これがなかなかレスポンスが良かったのだ。

ノーマルタックルだと、前アタリの後は明確な本アタリがない限りモゾモゾとした感覚しか手元に伝わらないことが多いが、華奢タックルを使ってみたら前アタリ後に生餌を咥え直したと思しき感覚が伝わってくるではないか!

すかさず聞きアワセを入れると、根掛りかと思うような竿の乗り。
華奢なロットが海に突き刺さる。
ひっひっひっひっとリーリングし、15m程度上げたところで、フッとテンションが抜けた…。

ありゃぁ?やっちゃった?と仕掛けを回収すると、PEが切れている(ノットのスッポ抜けではない)。
当日のラインシステムはPE1.2号、フロロリーダー5号FGノットという構成だ。
PE破断強度は10kgある。

10kg超えのヒラメはそうそうに有り得ないことなので、PEの傷みによるバラシという推論となる。
本当に勿体ない(悲)。
当日はノーマルタックルも用意していたので、バラシの後、華奢タックルは使用していない。

そこで、この感触が華奢なLTタックルの恩恵か、確認のため再釣行をしてみようと思う。
本当に“咥え直しらしき感触”がLTタックルを使うことで掴めるのであれば、ヒラメ40という理も亡きものとなるが、如何に?
乞うご期待。