2012-12-24

滅多とない獲物②

今年の秋は週末がことごとく悪天候になり、かなりのプライベート釣行が中止となってしまいました。
特にアカムツに行けなかったことが残念です。

まあ、冬~春は美味しい魚の季節。
アマダイ、鬼カサゴ、ヤリイカ、寒イサキ、フグ。
これからが本当に楽しみです。

さて、久々の釣行記はアカメ(彼岸)フグです。
夏の終わりに又次郎丸さんに同じアカメを釣りに行ったことはブログにもUPしましたが、その際、同行した釣友S氏がボウズを引いてしまいました。

リベンジと称して再訪してもボウズ…。
そんな訳で12月23日(日)どうしても諦められないS氏に付き合い、三度、又次郎丸さんに行って参りました。
当日は風は弱く凪なれどウネリがあり、少しだけ釣り辛い状況。
それより問題は潮通り。
若潮ということもあってか、潮が効かず定番外道のカワハギもアタリません。
潮さえ通ればカットウ釣りは多彩なゲストが楽しみの一つになるものですが、それは後程。

そんな訳で、スタートして1時間程、船中顔見ずの状況にS氏も「ボ」が頭の中を過ったころ、私のお隣がアカメの顔を見ます。
そして私の竿先にも違和感があり、一度空振りの後の二度目のアワセでアカメがHIT。

冬のフグは動きが鈍い上に、アカメということもあり、アワセた直後は重いものが引っ掛かったという感覚です。
巻き上げに入り、少し横走りでもしてくれるとフグだと確信します。

こんな淡泊な展開だったので、終日、丹念に誘うしかないのですが、冬の湾フグは明確なアタリは出ません。

上述、違和感と表現しましたが、竿先がモゾモゾする程度がアタリです。
したがい、底を大きく切って高い位置でエサを見せながら落としていくのは有効ですが、派手に誘ってしまうと竿先がブレてアタリを見落としてしまいます。

また、淡泊な展開なときほどゆっくりでも構わないので、シャクリを一定間隔で入れることが肝要です。
アタリを取れなくても空アワセになります。

陽が高くなると、船中でもポツポツとフグが上がるようになり、S氏も念願のアカメをGET。
私も1時間に1匹って感じのスローペースですが、アカメが釣れ合計7匹、竿頭で終了です。

赤いのが外道。フグはS氏に1匹進呈したので6匹
そして圧巻なのが外道。
船中では2盃の大きな蛸が釣れ、お正月によいお土産となったのですが、私には巨大なナマコが釣れました。
滅多とない獲物として釣竿一式を釣り上げて以来の快挙?です!
この年末は自民党が勝つなど意外なことが多いですね(笑)。

年内は29日まで仕事&忘年会が入っていることを考えると、この釣行が私の竿収めとなりそうです。
皆さんよい年をお迎えください。