ラベル TYFC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル TYFC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013-06-02

撃沈アカムツ

この鈎な~んだ?

久々に仕掛け作りに精を出しております。
自分的にはフラッシャーは必要ないでしょっ、と思っとるんですが、なにせ初めての船宿で「鈎はフラッシャーだよ!」と指定されたもので、郷に入れば郷に従えです。
但し、枝の長さと鈎には拘りがあるので、市販では要件を満たさず、フラッシャーも自分で巻いてます。
ホタ鈎。これは浅草釣具のオリジナル。
最近、キンリュウでホタ鈎が復刻されたようですが、
黒色はキンリュウは作らなかったようだ。
フラッシャーは鈎とハリスを結んだ後に巻くと、
鈎の首に頑丈に巻きつけることが出来るよ!
そして餌の準備…。
私は塩を入れない派
その内にブログネタとして書き込もうと思っていましたが、魚って嗅覚が凄いんだよね…。
この餌も通常はツボ抜きして鈎に付けるんだけど、貪欲な私は人より先んでるために彼是込み入ったことをする。

≪貪欲なオバカの頭の中≫
蛍イカの胴を抜いて肝を鈎付けるってことは、ターゲットはキモを喰いたい≒匂いにつられて寄ってくるちゅーことやねん。
であらば、キモが大きい上に手頃に入手できるスルメの肝漬け(所謂、塩辛)で、大漁&竿頭、ガッハッハというのが私の奥の手なのよ。
(概ねこれでいい思いをしていますw)

ひと手間かかりますが、船上では難しいものの、キッチンであればせいぜい15分の作業ですがな。
さあ、何を釣りに行くのでしょう?


----- 以下、6月12日追記 -----

ってな訳で、相当な準備をして出陣したターゲットは、海のルビー“アカムツ”さんです。
何しろ、私はアカムツの皮目をバーナーした握り寿司が大・大・大の好物。

その他にも、刺身よし、煮付けよし、焼いて(干して)よし、真子旨し、出汁にしてよし、頭もチュッパチュッパと、とっとにかく全身が美味さの塊のようなお魚だ!

そんなアカムツをブログ仲間のJackさんが8尾も釣ったと聞いて、居ても立ってもいられなくなったのは言うまでもなく、急ぎ、当の船宿の釣果ブログを見てみれば、連日、竿頭がツ抜けしているじゃないの!
もう我慢なんて言葉は自分の頭から消え去り、仕事が詰まってるってのにも拘わらず、指が勝手に船宿の電話番号を押していたのさ!

更には、この情報を素早くキャッチしたTYFCのメンバーが、ちゃっかり2名同行を決め、弥が上にも釣る気が増したのでございます。

ところが、いざ釣行してみれば、気合いという名の煩悩が鈎に映し出されるようで、本命は「ボ」。
自尊心の強い私は、船宿の釣果ブログもリンクしちゃいますけどねっ!
因みに当日の顔見ずの煩悩者は13~14名ですがな。

何れにせよ、このままじゃぁ~済ませません!
リベンジを誓わずして、この涎は服に垂れるだけだにぃ。
(だけど、今週末はカサゴ釣りの予定なんだよね…)

因みに、正一丸さんは初乗船だったけど、カンネコ根を狙う場合は平たい泥場が多いけど、この宿(船長)は駆け下がり、駆け上がりを攻めます。
根掛りも多いので、錘(250号)は4ケは用意した方が良いでしょう(船で750円で買えます)。

水深もポイントにより300m以深です。
潮が速いときに底を丹念に探れば、直ぐに50mは糸を送ることになりますし、糸吹けの+αもあるので(PE400mと釣宿は言ってますが)、500mは巻いておいた方が無難でしょう。

2013-04-28

コマセマダイも色々

過去に東京湾でアジをカラー鈎で釣ろうとして、痛い目にあったことがある
このブログにも書き込んだネタでもあるが、同じ魚を同じ方法で釣るにしても、細部は地域により若干異なるものだ。

何故こんな前置きをしたかと言えば、今回、土肥まで遠征したコマセマダイの釣り方が三浦や千葉とは若干異なったからだ。

今回、お世話になったのは土肥港のとび島丸さんで、スタンディングファイトで挑むヒラマサ・カンパチで有名な宿。
また、マダイ船は大塚プロが存命だったときに、THEフィッシングの取材で何度か利用したのを観たことがある。
伊豆の釣り方を一言でまとめれば、コマセで「寄せる」のではなく、反応層より上にコマセを入れてマダイを浮かせて獲る釣りだ。

①警戒させないように、極端と思えるほどハリスが長い(今回15m)
②即、棚に仕掛けが届くよう重い仕掛けとなる(ガン玉必携)
③前述①のため、コマセは少量でいい
④即アワセを入れる
⑤前述④には軟調竿より先調子気味の方がアワセが効きやすい

今までに同じ釣りの経験がなかったかと言えば、熱海(初島)出船でコマセマダイをやったことがある。
よくよく思い返せば、今回のとび島丸さんの釣り方と、熱海の釣り方は同じだったが、熱海では潮が全く動かずノーバイトだった故に、伊豆のそれを忘れていた。

イカ釣りと同じで反応が見つかれば、1流し1投となるので、総じて忙しい釣りである。
また、浮かせて釣る=誘って釣るということは、竿は手持ちが基本となる。
今回は潮が巻いていたということで、テンションが抜けないように(アタリを見逃さないように)上に誘いを掛けるのが主だったが、当然、潮次第では下にも誘うことにもなるだろう。

とにかく忙しい釣りだったが、言い返せば、船長が丹念に「お客さんに釣らせよう」としてくれている姿勢が伝わり、好感が持てた。
無線でお喋りばかりしている三浦の船長とは大違いだ。
前列1番左が小生の1.8kg
釣果は2枚バラシ、1.8kg1枚、1.0kg1枚の計2枚でした。
東京からは遠く(深夜でも片道3時間)、料金も安くはありませんが(約1.5万円)、機会があればまたチャレンジしたいと思います。
ポイントは恋人岬辺り

今回の釣行はTYFCの集まり。
帰りに食事に寄った沼津港の「丸天」では、マグロのテールシチューを注文。
この巨大ハンバーグのようなテールが2つ入っていて1480円也。
当然、半分しか食べられず、メンバーにお裾分け。

2009-06-01

イサキツアー(2)2009.05.23~24


冒頭に一言…。
釣が上手くなりたい方は、出来るだけ1人で釣行しなさい!

これは、今回のツアーで感じたことでもありますし、自分でも何度も痛感したことでもあります。
私の体験からお話しすると、ヤリイカに初挑戦したのは友人に誘われてのものでした。
当然、友人の行き着けの船宿で、釣座まで友人が確保してくれました(早起きして)。
釣座は左右に友人というお決まりのパターン。

実のところ、御一行様が並んで釣座を確保するのが上達を妨げる大きな障壁なんです。
私の初ヤリイカの釣果は5杯。
友人は10杯程度、竿頭は35杯位だったと記憶しています。

初めてのことだったので、それほど悔しくもありませんでしたが、何回か釣行するうちに、なぜ我々御一行様の釣果は芳しくないのか?と周りを観察するようになりました。

そうして気付いたことは、上手い人は誘い方や仕掛けそのもの、扱い(手返し)に差があるのです。
前回のレポートにあるⅠさんも然りです。
上手い人はご自分でも工夫されているし、海もよく勉強していて、状況に応じた釣り方をしているものなんです。

それを踏まえ、1人で釣行するようになったなら、出来るだけ上手い方の近くに釣座を設けるようにしてみて下さい(本当に上手な友人が一緒であれば、大きなお世話という話になるが…)。
竿頭となるような方は名前がHPに掲載されていますし、船宿によっては写真も掲載されている筈です。  
  
もし、隣に座ることが出来れば、絶対に何かの違いを発見することになるでしょうし、運がよければ、色々と話しを伺うことも出来るかもしれません。
少なくとも上手な方の釣りが目に入る位置に座ることが重要なんです。
それには自由度の高い、1人釣行が有利なんです(自分のことは自分でするようになるし)。

そういった意味では今回のツアーで私の位置づけはどうだったのだろう。
皆が真似してくれれば、もう少し釣れた筈だな…。
いやいや、その前にちゃんとレクチャーすべきだった(反省)。

これからが本題(前回の続き)。
釣を終えた後に向かったのは「ジャングルパレス」。http://www.junglepalace.jp/index.html 
 
ここは、布良をホームとしていた父親や兄が釣りの後によく利用していた借り湯のできるホテルです。
4コマ写真が我々の入浴シーンです。

ロン毛、金髪はおろか、墨が入っている人やモヒカンまでいますが、彼らの生業はミュージシャン。
ご愛嬌ということで…。
それでもなぜか(歳を喰っているからか)、公のマナーはいいんだよね…。

ひと風呂浴びて、いよいよ民宿です。
釣った魚を調理していただける宿を探しに探し、見つけたのがここ「勘太郎」です。http://www.awa.or.jp/home/shirahama/hotel/kantaro.htm 
  
写真は夕食時のもの。
流石に、寝ずの釣行でしたので、21時までには総勢ノックダウンしました。
民宿についての皆んなの評価は、大将も女将さんもやさしく、宿もキレイ、料理も美味しく、料金もリーズナブルということで大絶賛でした。

そして次の日、10時まで民宿でダラダラしてから向かったのが「南総庵」。 http://r.tabelog.com/chiba/A1207/A120704/12004073/  
ここも我家ご用達のお店。

朝から飲み始めてましたので、皆んなこの店で盛り上がり、案の定、次に行こうということになったのですが、最初に向かった「うな陣」は営業時間外で没…。
そこで、少し足を延ばし向かったのが、「七里川温泉」なのです(写真:髪金墨入り)。http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Chiba08.htm
  ここが全員にウケた。
特にEさんに限っては、この温泉のラウンジが囲炉裏になっていることが大層お気に召したようで、風呂の後でダラダラと飲みながらおしゃべりをしたのであった。

本当に思いっきり遊んだ2日間だった。
帰り道は運転してくれたM君には申し訳ないが、爆睡でした(謝)。

尚、七里川温泉で決まったことは、秋の彼等のキャンプに私が参加することと、次回の釣りはやはり秋に伊豆で行なうこと、今回のメンバーでTシャツを作ることです。

実施された項目については、必ずレポートしますので、乞うご期待。
それでは!

2009-05-24

イサキツアー(1)2009.05.23~24


 
前回、お知らせしたように、兄の仲間とイサキ釣り(今が旬…頻繁です)に行ってきました。
総勢7名。
お邪魔したのは、伊戸(南房総)の海老丸さんです。http://www.gyo.ne.jp/ebimaru/
 
相変わらず、ここの船長は愉快な人だ…。
前日、飲みすぎたのか?船に来るのも遅ければ、小便も何回もする。
同行のEさんが、釣りはじめて2時間位過ったころか、おもむろに仕掛けを回収して「ヨッシ、行くか」と船長と何か話している…。
 
船長:はっきり言ってくれねーとわかんねーよ!
E氏:デカイ方です!
船長:そこら辺、どこでもいいからしちまえよ!
E氏:え~!(とっいいながらもEさんがズボンに手を掛ける…)
船長:ちょっと待てよ、本当にするなら後ろだ、後ろ!
 
超~笑ってしまい、暫くはシャクル腕まで笑い、釣りになりませんでした!
仲間と行ったならではの楽しさですね(笑)。
しかも、今回の釣行は「ツアー」です。
釣りの後、釣った魚を捌いてくれる民宿で一泊する。
なんだか私のライフスタイルそのもののツアー。
本当に楽しかった。
 
そうは言っても、このブログは「船釣り雑記長」、まずは釣りの話から始めましょう。
当日は南西の風ゆるやかで、曇りのち晴れ。
水温は若干低く、潮は澄み、流れはとろり、うねりが少しあり、波は1.5m位でしょうか。
ポイントは洲崎沖~布良瀬。
 
この日は何故か私はスランプ…。
掛っても追い喰いさせている内にバラシの連続(最高でW…)。
仕方なく、追い喰いは諦め、拾い釣りの展開となったんです。
 
それでも20~25匹は確保したから、追い喰いさえ出来ていれば50匹に届いたと思う。
要因をあれこれ考えてみたが、とんと思い当たらない。
竿がいつもより短めの(若干硬く感じる)ものだったからか、餌にはバイオベイトを使ったが、鮮度が落ちていたか、こういう日並にはチヌ鈎がいいのか、単純に魚の喰いが浅かったのか…?
 
なぜ、こんなに拘るかといえば、江見の新栄丸の常連、Ⅰさんがたまたま海老丸に乗船していて、49匹のダントツ竿頭だったからだ。
新栄丸ではⅠさんは探見丸を使っており、敵わないのは深見丸のせいかな…などと考えておったが、海老丸は深見丸搭載船ではない。
純然たる、腕なのだ…。
 
この点については、今後の課題でもあるので、この後もゆっくり考えてみることとする。
唯一の救いは、船中で一番でかい39cmジャンボイサキをGET出来たこと位か(写真)。
更には、船上干しも完成(写真)。
民宿で焼いて貰い食べたのですが、激美味!
やっぱり釣った魚は食べてあげて何ぼ…。
これからも夢の竿頭を狙いながら、作るぞ船上干しなのだ!!
 
次回は、ツアーの詳細も交えお伝えすることとします。