2009-11-08

竿を出す夢をみます…

公私にわたる忙殺の日々が相変らず続いております…。

既に暦は11月。
私のホーム勝浦ではイサキが解禁となり、イカはスルメからヤリに主役が代わろうとしています。
10月の釣行は、前回ご案内した「スピニングマダイ」と、取引先の社長さんから仕立船で誘われた「石鯛五目」の2回のみ…。
しかも、石鯛五目は台風とぶつかり、出船はしたものの波浪により釣りにならず、という惨憺たるありさま。

夏のスルメ以来、自分らしい釣りがここのところまったく出来ていません。
そんなフラストレーションを引き起こす原因のひとつである仕事をこなしながら、ふっと夢見るのは竿を弓なりにしてリールを巻いている自分の姿ばかりです。
そこで、この状況を乗り越えるための糧として、ここに宣言します。
この多忙がひと段落し次第、イサキ釣りに行きます!(平日であっても)
なんとかイサキを目標に、この状況打破に頑張ります。

さて、久々のブログUPをここで終わらせるのも偲びないので、今日は私の拘りグッズを2点ほどご紹介しようと思います。

ひとつはグローブです。
そもそも皆さんは、釣りをするときにグローブをしますか?
する、しないは好き好きなんでしょうが、流石に冬場に釣りに行かれる諸兄は、ひとつくらいはお持ちではないでしょうか…。



私は一年を通して写真のフィンガーフリーのグローブを使っています。
そもそもこのグローブを使うようになったキッカケは、ヤリイカ釣りでした。

真冬の海は寒く、手が悴むのですが、ご存知のとおりヤリイカは長いハリスを手繰らなければならず、指サックは必需品です。
ところが、指サックをするとなると、通常の指きりグローブでは指サックとグローブが当ってしまい違和感があります。
そこで素手に指サックのみでトライしてみるも、リールをパーミングする左手が冷たいリールに触れて寒いのなんの…。

そんな課題を抱えていたある日、店頭で目にしたのがフィンガーフリータイプのグローブだったんです。
素材はネオプレーンで水に強いし、乾きも早く、ゴワつきもなく手に馴染みます。
また、指サックをしていても違和感がありませんし、鈎を結んだり、オマツリを解くときもグローブを外す必要がありません。
リールに触れる手も冷たくありませんし、魚を掴むときも背ビレなどから手を守ってくれます。

更には、写真のものは手の甲側が新素材なようで保温性に優れているとか…。
この点については、実際のところ、効果があるのかどうか判りません。

とにかくお気に入りのグローブです。
難点は、この型のグローブを置いてある釣具屋が少ないことくらいですね。
値段も約2,000円と、そんなに高いものじゃありませんので、グローブの買い替えを検討されている方がいらっしゃれば、試してみては如何でしょうか?

次なるグッズは「鈎外し」です。
鈎外しはアジ釣りの必需品ですが、実のところ将来の夢に「スタンディング泳がせ」をしてみたいという野望があり、そのためにも使い慣れた実用性の高い針外しが欲しいと、以前から探していました。

金属性のものや、ルアー用のもの、職漁さんが使うアジ・サバ用なんていうのも使ってみたことがありましたが、いまひとつ使い辛かったり、気に喰わなかったり…。

釣り雑誌では名手と言われる方が年季のはいった使い易そうな鈎外しを使われているで、これは見よう見まねで自作するしかないかっと思っていた矢先、入手したのが写真のものです。


この鈎外しの素材は竹で、ちょうど竹刀を組むときの竹くらいの幅で、コーティングが施されています。
握った感じは平べったく感触もよく、軽いです。
上州屋で確か1,000円位のものだったと思います。
アジにはちょうどよいサイズですが、タチウオには少し短いかもしれません…。
ヒカリ物は、食べるにせよ、餌にするにせよ、魚に触れないのが1番です。
皆さんも鈎外しなんてと侮らず、少し拘ってみては如何でしょうか?

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