2009-04-26

船宿の選択についての考察

まず第一弾は、標題について述べておきたい。
釣具を買うのは容易いことだが、船に乗らないことには船釣りは成立しないのだから…。

今になってしまえば、好みの船宿も幾つかでき、初めての船宿でも躊躇せずに出掛けられるようになったが、初心者が一番悩むのは船宿の選択ではないだろうか。

釣り仲間がいれば、馴染の船宿に連れていってもらい、そこで腕を磨くのもよいだろう。
でも、少し釣りに馴れてくると、次第に他の魚・船宿に対する野望が膨らみはじめる。

釣雑誌や新聞、ネットでも多くの釣宿の情報が掲載されてはいるが、初めの内は選択する「基準」がないものだから、ただただ情報を眺め、ふ~んと思いながらやり過ごし、結局は決まらない。
更には、団塊世代の多くの船頭さんはアナログで、情報発信についても不安を増長させるものだ。
加えて、愛想も素気のない船頭の電話対応も気兼ねをさせるひとつの要素ではないだろうか(実のところ多くの船頭さんは素朴でいい人ばかりなのだが…)。

そこで、独断的かつ私の浅い経験からではあるが、船宿の決定則をまとめておく。

(01)原則、やはりネットでの検索です。最近、私はつり丸の情報を頼りにしている
http://www.tsurimaru.com/ship/search
(02)対象魚、エリアを明確にすること
(03)最も信頼できるのは釣り仲間からの口コミ
(04)まめに更新をおこなっている
(05)釣果速報は信じないほうがよい
(正確に数える船宿もあるが、大半は「だいたい何匹」といったカウントである)
(06)発信情報に潮色、水温、潮流れ、釣座による釣果の違いといった情報がある

(01)~(06)にまとめたが、初心者には(02)が重要ではないかと思う。
とかく初心者は目移りしがちで、(02)さえ明確であれば、幾つも選択の余地は残らないはずである。
船宿が絞れれば、(04)~(06)で連絡する順番を決めて電話をしよう。

HPやブログもまめに更新する船頭は、まめな操船、研究をするものだから、必然、釣果にも違いが現れる。
水温などの情報があれば(そうそう選べる訳ではないが…)、釣行日についても選択が可能となる。

尚、船宿に連絡する際には、しっかりローカルルールも確認しよう。

(07)集合時間と出船時間
(08)釣座の決め方(札取り、クーラー置きなどの早い者順、クジetc)
(09)錘やビシの重さ・サイズ、道糸の太さ、仕掛けのルールがあるか
(10)付け餌の有無(コマセは船宿が用意するものである)
(11)コマセの種類(オキアミ、アミ、この2つのミックス→ビシの選択に影響する)
(12)代金の支払い方(何処で誰に支払うのか、出船前なのか、下船後なのか)
(13)氷は何処で誰にもらうのか
(14)駐車場はどこか
(15)貸し道具を利用するのであれば、その申し込み

ここまでをトレースしていただければ、恐らく船宿は決定するのではないだろうか。
最後に私が利用し、印象のよい船宿を二軒ほど紹介しておく。
【アジ】http://www.maedamaru.com/
【イサキ】http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinei/

2009-04-25

今日からブロガー

一昨年、兄が亡くなり、形見となってしまった大量の釣具達…。
実のところ、亡くなった親父の釣り道具も兄のものとなっていたものだからかなりの量だ。

子供の頃は夏休みにはハゼ釣りに一日中糸を垂らしていたものだが、中学の頃からはとんと釣りに行かなくなっていた。
そうは言っても、亡くなった兄は年に一度は釣りに誘ってくれていたものだから、たま~に釣りする程度ではあったけど…。

これもめぐり合わせか、兄の死と時を同じくして仕事仲間のNさんに釣りに誘われるようになり、この形見を使う機会を得ることとなる。
そうなるとこの奥の深い道楽は、頭の中から消えることが無くなってしまった。

とにかく釣りは、目で見ることのできない海の中、魚の行動を想像するものだから、永遠に謎が解けずに悩み続けるのであろう…。

釣りを再開してから約1年。
釣り愛好家の諸兄から見れば、まだまだ初心者(ブログも)ですが、これから釣りを始める方への参考、困ったことへの悩みを皆さんに相談する場があればと思い、今日からブロガーとなった次第です。

因みに好きな釣り物は「イサキ」と「イカ」な40代男性です。