2009-10-01

不発…



冒頭に更新頻度の低下についてお知らせします。
ここのところ、公私共に多忙になってしまい、思うように釣行(ブログUP)が出来なくなっています。
もし小生のヘッポコブログを楽しみにしてしていらっしゃる方がいらしたら、大変申し訳なく、お詫び申し上げます。
年明けにはこの忙しさもひと段落するものと思います…。

さて、今回は予告とおり、10月初旬(10/4)に初挑戦したスピニングマダイについてお話します。
一言で感想を語れば「欲求不満!」。
幾多の困難を乗り越えた初挑戦だったのに、釣果は悲惨の一言。
小鯛1枚(550g)のみに終わってしまいました…。

困難は宿から始まります。
9/20(
大流行の予感…)でお知らせしていたとおり、鈴丸さんに乗船する気でおったのですが、何と鈴丸さんが欠航だったのです。
初挑戦ということもあり、釣行日の天気に慎重になり過ぎ、土曜と日曜のどちらが天気が良いか見通せる木曜まで宿に電話をしなかったところ、土曜は定休、日曜は午前・午後通しで好調なスルメイカに出船(予約が入っている)とのことで、スピニングマダイはバ~ツ×!

第1土曜が定休だったことを忘れていたのも自分なら、勝手に週末の午後船は "ひとつテンヤ" だろうと思い込んでいたのも自分。
本当に情けない!
そんな最初のツマズキが今回の困難の始まりだったように思います。

因みに鈴丸さんは、10/15発行の釣雑誌にカラー記事で「スピニングマダイ」が紹介され、今では午前・午後ともスピニングマダイで出船しています…。

そこで、何とか初挑戦を決行するために、ひとつテンヤのメッカである大原の船宿に電話を入れるのですが、どこも満席。
このままでは初挑戦は無理なのかなぁ~と、少し絶望感が漂ってきたところで、鈴丸さんと同じ川津港「良幸丸」さんがスピニングマダイにメインで出船していることを知り、電話を入れると何とか日曜の午後船に空きがありました。
http://ameblo.jp/ryoukoumaru/
良幸丸さんは、船着場や自宅まで鈴丸さんの横なので、少し気兼ねしましたが、一応、鈴丸さんに先に連絡した訳ですし、仁義はきったと自分に言い聞かせての釣行となりました。

補足ながら、良幸丸さんの船長は対応が柔らかく、この釣りにも真剣に取り組まれており、好印象です。
またサービス面では、席札のみ船長の自宅で外し、後は船着場に奥さんが軽自動車で乗り付けてサービスしてくれるのですが、下船後には笑顔でお絞りや飲物を振舞い、お勧めできます。
そんなサービスの良い船に乗れたのに、海の方は初挑戦の私に手痛い洗礼をくだしました…。

実釣では、左隣りのルアーマンとのオマツリで始まりました。
糸を緩め、相手が仕掛けを解くのに手間取っている間に根の粗い勝浦ではすぐに根掛り…。
いきなりの仕掛けロストです。

リーダーを結び直し、気を取り直して2投目。
「底立ちが取れない(解らない)…」
凪と言ってよい日和に底が取れないのは本当に情けない…。
暫らくは底取りの感覚を練習します。
因みにテンヤは6号です。

補足ながら、細いPEライン(私は0.6号を使用)は、ラインマーカーが非常に見難いです。
ラインは強度が選択の大きな要素ではありますが、視力があまりよくない方は「ラインマーカーの見易さ」というのもラインの選択肢に加えてみては如何でしょう…。

次の課題がスピニングリールでのサミング。
少し触りが強いのか、どうしてもスムーズに仕掛けが落ちず、竿先がカックンガックンしてしまいます。
なかなかこれが曲者で、私は右親指でサミングしたのですが、最後までスムーズなサミングには至りませんでした。
この点については実践あるのみで、いつかは左手の中指・人差指でサミングが出来るように努力あるのみです。

そして次なる課題は誘い。
当日の海況は濁り潮で、潮の流れも悪く、フォールを常に心掛けてみたのですが、どうもサマになっていないようで、なかなかヒットしません。
それとも当りを見逃しているのか…。

着底から竿を一杯に持ち上げて落し込み、仕掛けを一旦回収して再投入、少し糸を巻いて落し込みの3通りが初挑戦の私の作戦だったのですが、悪い日並にはこの先のもう一手(引き出し)がないと駄目ですね…。
サミングに加え、見過ごしている小さな当りの察知、誘い方の工夫、上手な方の観察、船長へ相談といった複合的な努力(経験)が必要ですね。

また、当日は何度も根掛りして、仕掛けをロストしました。
この点も重要で、常に底取り(誘い)を繰り返すことが必要です。
それでも根掛りはゼロという訳にはいかないので、根掛りの外し方を上手くしないと仕掛けをロストするだけでなく、時間のロスにも繋がります。
根掛かったときには雑にせず、丁寧にあれこれと考えながら外すことも大事です。
当然のことながら、PEライン(0.6号)も根掛りすれば1発で切れるか、ノットから抜けます。

因みに、ポイント移動中にお隣りのご年配から教えていただいたところでは、1回の釣行にテンヤは5ヶは用意されるとのことでした。

そんな試行錯誤を繰り返しているうちに時間の短い午後船は、日暮れを迎えてしまいタイムアップとなりました。
当日の竿頭は5枚…。
想像していたより、難しい釣りだったというのが正直なところですが、帰り際、船長がこんなに悪いことは余りないので、また遊びに来て!っと言っていただけたのが救いでしたし、困難を乗り越えて初挑戦が出来たのはラッキーでした。
次回のチャレンジに期待してください。