2010-06-07

2年ぶりのマルイカ

梅雨入り前の気持ち良い春の休日に、チョロチョロと話題にしていたマルイカに行ってきました…。

船宿は毎度お馴染み勝山港の萬栄丸…といきたかったのですが、予約が埋っており、同じ勝山港の「宝生丸」さんにご厄介になりました。


季節や船宿とは別に、いつ行っても内房の山々は清々しく、心が和みます。

6月6日(日)晴れ、無風。
当日のポイントは、港を出てすぐの湾内のみだったので、天気こそ良かったものの、潮の影響も受けず、ベタ凪、潮は薄濁りという好条件。

ところが、マルイカさんの反応は、小さいのか、無いのか?
前半戦は湾内をウロウロ、ウロウロと検索しっ放しの展開です。
投入しても、ほとんど1~2回しか流さず…(マルイカの動きも速かったんでしょう)。
完全に拾い釣りの展開です。

そうなると着底一発勝負。
必然、舳有利。
また、そういう釣座をキチンと押えているのは竿頭、次頭といった方々です。

久々のマルイカだった為、やはりアタリが見えず、取敢えず舳にいる常連と思しき方を観察することに…。
流石にアタリをしっかり捉えてアワセを入れているのが判ります。
そして自分でもやってみると、???、えっ?、あれぇ~?ってな感じ…。

こりゃ~いかんと、周りも観察すると、他の方はアタリが見えているというよりか、ある一定のタイミングで誘いも兼ねた空アワセを入れているという釣り方でした。
成る程なぁ~と感心しつつ(船宿のHP釣果情報の裾の数)、こういった理由でスレたイカが増え、アタリ(触り)がどんどん小さく(警戒)なるんだと、妙な納得をしつつも、私に出来ることも同じなのです。

スッテも持参したものをあれこれとチェンジしてはみましたが、厳しかったぁ~。
ここで、スッテの話に少し触れておきます。

マルイカは6~7年前に兄と一緒に布良でイサキとアカイカ(南房でのマルイカの呼び名)のリレー船で釣ったのが(スルメやヤリも含めイカ)デビューでした。
仕掛けは南房スタイルで、長~い枝スに総布巻きの浮きスッテを5本ほど配したもので、イサキと同じ竿(7:3)を置き竿にして釣ります。

ところが、今ではどうでしょう…!
日進月歩する新タックルの嵐。
釣り雑誌はたまに購入しているので、竿やリールの新製品は知っていても、今回の釣行で特に目にとまったのが「スッテ」だった。
ダイワのシェアが異常に高くなっているのです。

2年前はヤマリア「チビイカ」シリーズが一世風靡していたように思いますが、暫らくマルイカから遠ざかっているうちに、勢力分布が変わっていたようです。
ようするにダイワのスッテがよく乗るんでしょうね。

次回釣行までにダイワのスッテを購入しておかねば…。
だけど、チビイカ5の青緑のように、よく乗るスッテはどこ行っても売切れなんだよねぇ~。
きっとダイワのスッテも売り切れているのでしょう。
折角、乗る色をチェックしておいたんだけど…。

釣行当日は潮が薄濁りだったので、(1)布巻き系、(2)ハダカ系、(3)糸巻き系 の順に乗っていました。
浅い経験ながら、潮加減でスッテのタイプは選択するのが良いと思います。
何れにせよ、道具箱の中に眠っている総布巻きの浮きスッテは、今後、使う機会がないのでしょう…。

次にスッテと棚の関係について触れておきます。
LTマルイカは、仕掛けも日進月歩。
スッテの交換が容易なため、スルメやヤリと違って、色々な状況判断が可能です。
当日はマルイカが低い棚に集まっていたのが乗ったスッテから判断できます。

手返しを考えると、エースのスッテは上から2番か3番目に配置したいところですが、最初に乗せたのが4番目でした(因みに1m間隔の5本仕掛け)。
そこで4番目を2番目にチェンジするも、乗るのは決まって4番目。
当日はスッテの種類やカラーでなくマルイカの棚が底から2~3mに集中していたと言えます。

それに気付いてから、仕掛けを直結ブラに切り替え、シャクリを大きく(ブラを動かすように)しましたが、釣果は…。
話を冒頭に戻しますが、結局のところアタリが見えなければ釣果は伸びないということですね。

余談ですが、ダイワ(永田氏考案)の直結から直ブラに切り替え可能な仕掛けですが、直ブラで使用した後は、必ずメンテしないと駄目ですよ!
イカフックの結び目の上に結びコブを作り、そこに下部をビーズで締め込む訳ですが、ビーズ締め込み部が痛みが凄い…。
私見では、使い切りですが、仕掛けを再使用する方は、まず糸をきつく張ってみて切れないかチェックしてからにしてください。
高価なタングステンシンカーを使用される方は特に注意してください。

久々のマルイカは苦戦だらけの計6杯(内ムギイカ1杯)で終了です。
釣宿のHP(釣果速報)には竿頭50、裾10と掲示されていましたが、裾は何を隠そうこの私です。
また、午前船の竿頭はどうみても20杯がいいところでしょう…。
午後船もあったので、真実は不明ですが…。



まぁ~、行けば行ったで楽しい(難しいから燃える)釣目です。
ムギイカも一部スタートしていますが、今期はマルイカが終了するまで修業することにします。
ですので、次回は私の使っているタックル等の話をしようかと思います。

P.S.
そう言えば、ここのところ湾内の釣りが続いたこともあり、服装は既に半ズボン・ロンT・デッキサンダルですよ!
バッカンに薄手のカッパ上着だけ入れてありますが、日が昇っていれば必要ありません。
そして何より夏服は家に帰ってからの洗濯が楽なので、このまま秋まで止められません。
皆さんもそろそろどうですか?

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