2010-06-28

また裾ひいちゃいました…。

梅雨入りして2週間…、海の状況が概ね悪くなるこの時期にマルイカ地獄にドップリ嵌ったようです。
そんな訳で週末は"修行"に勤しみたく思えど、先週の土曜は昼間も夜もスケジュールがビッシリ。
特に夜はお酒の予定…。
通い慣れた勝山港からの出船は5:00と早く、釣行が危ぶまれます。

そこで先週は内房を諦め、三浦は小網代の丸十丸さんに行くことにしました。
三浦の船であれば8時出船となりますので、前夜お酒を飲んだとしても最低限の睡眠を確保し、アルコールを抜くことが出来ます。

そんな釣行となった訳ですが、少し寝坊気味で出船30分前に船宿に着くと船が居ない!
天候不良で出船中止かな?などと考えていると、実はその逆で、そんな悪い天気だから早上がりを意識して30分前に出船したとのこと。
少し唖然としている間に宿の方が船長に携帯で連絡していただけたようで(岸払いしたばかりだったようで)、幸にも乗船することができました。
以前のブログにも有りますが、船釣りは「余裕が必要」であることを改めて思い知らされたわけです。

さて、肝心の釣行はと言えば、今シーズンから始めたLTマルイカは全て勝山港からのものでしたので、三浦は初めてとなります。
ポイントは城ヶ島(島下、西)です。
三浦では錘が50号となるだけで(内房は30~40号)大きなシステムの異なりはありません。

前述したとおり、遅刻乗船だった為、釣座は選択の余地なく右舷大艫。
トイレが背中の位置なので、船内をウロチョロする必要もなく、右舷の方々の釣りしか見ることができませんでしたが、三浦に通うアングラーは色々と多彩な誘いをします。

逆に内房の釣り方(叩きは入れるが基本的にはステイ~巻き落し)がベーシックなのでしょう。
また、当日は梅雨本番ということで雨、海況は時化気味だった為、何時と異なる釣り方をされていたのか真意は定かでありませんが(初心者なので済みません)、3つほど内房にない誘いを挙げてみます。

(1)デッドリトリーブ(スロー巻き)で聞く
(2)叩き落し
(3)やんゎやんゎと揺する

(3)は仕掛けが直ブラかブランコだったのかもしれませんが、(1)(2)は初めてお目にかかったので新鮮でした。
ふぅーんと思いながらも、斯くいう私は修行の身…。
今日もマルイカのアタリを見極めるために穂先をガン見です。

然れど、悲しいかな当日は時化気味…。
アタリを見極められず、今日こそはと意気込んだものの、状況は最後まで変わりませんでした(悲)。

それでも無闇に空アワセしたり、全てを直ブラにしてまで数を確保するのは避けたかったので、釣果は6杯と、マルイカ初挑戦の貸し竿の方(ブランコ)にも抜かれてしまう始末。
またまた裾をひいてしまいました(笑)。



上級者は拘り過ぎて好機を逃がし、初心者は迷い過ぎて好機を逃がすと申します…。
私の場合、ただの「飲み込みの悪い奴」なんでしょう。
格言の両者に当てはまります。
次回は名人達のセオリーをもう一度トレースして「ゆぅ~くり」とした誘いに徹してみようと考えています。
シーズン終了まであと1ヶ月、何とか今シーズン中にアタリが見極められるよう頑張ります。

それはさて置き、話題を三浦の誘いに戻します。
岸上がりに竿頭の方(左舷舳)とお話しする機会に恵まれたのですが、釣果は約50杯とのこと。
お土産もいただいてしまいました(ありがとう)。
時化ていなければ(アタリが取り易ければ)束釣り可能なほど当日の活性は高かったそうです。
私にとっては天文学的な数字。

それに対し多彩な誘いをされていた右舷の面々は凡そ20杯といった釣果。
プロセスはどうあれアウトプットのみで判断すれば、竿頭とダブルスコアということから多彩な誘いの有効性は低くなりますが、諸兄はどう思われますか?

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