2010-06-24

嵌ってしまうのか…?

仕事の峠をひとつ超えたので、前回の雪辱を果たすべくマルイカに行ってきました。
因みに今期はスルメが好スタートを切っており、7月4日はスルメ釣行が決まっています。

今期2回目のマルイカは、お馴染み勝山港の萬栄丸さんにお世話になりました。

ところが、今年に入ってから釣行回数が少ないせいか、どうにも天候他には恵まれません。
南西の強風、雨。
波こそ低かったものの、潮は速く、水温21度と悪いコンディションです。
それでも出船を見合わせる宿が大半だった日に、出船できただけもラッキーだったのかもしれません…。

当日のポイントは強風を配慮して館山沖(洲崎が南風の壁になる)です。
内房のマルイカは金谷~保田(勝山)がメインスポットなだけに館山沖で操業する船は無く、ポイントが荒されていないのか、反応はポツポツあります。

されど我が竿にはトンとアタリが現われません…。
更には強風で9:1先調子の竿を使う初心者には竿先のアタリは???
ゼロテン(錘を底に着けて待つ)を試したり、空アワセを入れてみたり、周りで乗っているスッテを真似したり、周りで乗っている棚にエーススッテを替えてみるなど工夫するも、どうにも埒が明きません。

当日の釣座は左舷胴、艫から3番目です。
両サイドの方も釣果が思わしくなかったのですが、ひとつ離れた大艫の方は拾い釣りながら1投ごとに1杯掛けています。
よく見ると竿はキス竿で、前回のお隣の方と同じく錘負荷だけでベロ~ンとうな垂れる軟調竿です。

移動中に話しを伺うと、キス竿はアタリが大きく視認できる半面、誘い上げ(聞き上げ)でアタリを取っても竿が柔らかい分アワセが遅れて掛けられない。
じぃ~とアタリを待って、すかさずアワセる釣りなんだそうです。

今回はダイワのスッテも基本カラーは揃えて挑んでおり(当然のことながらチビイカ5定番色も持参)、間違いなく私のスッテにも触りはある筈なのにアタリが判らない…。
目を凝らし、竿先の沈むような動き、浮き上がるような動き、船や波の揺れと明らかに異なる動きを拾おうと集中したのですが、一向に視認できません…。

悪いことに11時前から風が更に強まり、船は早上がり。
結果、マルイカ2杯と辛酸を舐める結末に些か憤慨しております。
同時に、タックルマニアの心にも火が点りました。
対象はやはり竿でしょう!



今回、アタリを捉えたのは竿先が沈み込むような大きなアタリで、前回もそうですが、マルイカ釣りにおいてこのような大きく判り易いアタリは1日に何回もありません。
また、私の竿のスペックを見直してみると、穂先はグラスソリッドなれど先径は1mmと専用竿に比べ太く、微妙なアタリが判り辛いのかもしれません…。

何れにせよここまで貧果を叩きだしてしまっては、後には退けません。
シーズン終了まであと1ヶ月…、皆さんに今日は何杯だったとか、今日のスッテはどうのこうの…、こんな日にはこんな釣り、などなど報告してみたいものです。

但し、不甲斐ない釣果であっても、ひとつくらいは収穫があるものです。
今回は、LTはグローブをしない方が取り回し(感度)がよいことに気付きました。
以前にも紹介しましたが、私はフィンガーフリーのグローブを常用していますが、どうにもLTの取り回しがギコチない。
また、周りでグローブをしている人も少ないので、見よう見まねで外したところ、この方が楽チンということを発見しました。

<P.S.>
軽~いクーラーを載せた帰り道、PAで面白いシーンに出くわしましたので、写メしました!

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