2011-04-12

大艫は良いねぇ~

師匠の奥方から約3ヶ月振りに釣行OKが出た…。
そうなればイカ釣りがお好きな師匠が爆っているヤリイカを見逃す筈がなく、いきなり「三浦?千葉?」と釣場の話となる。

聞くということは ″釣果の良し悪し″ 比較をしているのであり、「千葉はポツポツ束超えしているよ」と話すと、「行っちゃいますか」ということで、常宿の丸十丸をパスして(洲崎)早川丸に予約を入れた。
後になって振り返れば、この予約のタイミングこそが、今回の釣行の満足度を左右するものとなった。

現在、私は震災復興のお手伝いなどもさせていただいていることも相まって、超多忙…。
今回の釣行前に2日徹夜した挙句、寝ずの釣行となった。
この寝不足が祟って、酒も飲んでいないのに船に乗るなり「きぼち悪り~」のなんのって…。

また、最近の天気はどうにも強風をもたらす気圧配置が続き、当日のウネリも高い。
せめてもの救いが、師匠に右大艫を確保(早川丸さんは予約順に釣座を選べる宿)してもらっていたので「何とかなるだろう」という ″か細い″ 希望だけだった。

朝寝坊な私は滅多に大艫に座ることができない。
オマツリが少ないことだけでも助かるのに、当日のウネリったら、すぐ傍の波頭が船上で立っている私の頭の上にある状況。

舳の方々も波飛沫を被りながら苦労してシャクっている。
アタリが取り辛らそうだ。
それにも増して取り込みが大変そう…。
大艫の私でさえヨロケながら、船縁にしがみついていないとコケちゃいそうな日並であったが、イカの反応はすこぶる良かった。

3投目までは直結を使ったが、如何せんウネリが強くバラシが多い。
周りではポツポツ上がっているし、サバも煩くないようで、早々に直結を仕舞ってブランコに。
そこからは納竿までブランコで通したが、パーフェクトこそないものの空振りも殆どなく、ポイント移動も少なかったお陰で体調と海の状況が悪かったわりにまずまずの釣果を得た。



帰港して船長に全体釣果を聞くと、10台の方が多数で、師匠40杯、私58杯というのは腕に因るものではなく、釣座の恩恵の方が大きかったのであろう。

こんなに群れの濃い日であれば、凪ていれば(体調も)束釣りも可能だったかもしれない。
まあ、皆さん揃いも揃ってそんな日に巡り合うことを夢みて釣を続けているのだけれど…。
それにしても大艫は良いねぇ~。

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