2011-10-31

もう10月も終わりだ…

仕事に追われた今年の10月。
日曜(釣行)を空けるだけで精一杯で、銀座にルミネがオープンしたことすら知らず、若いスタッフに馬鹿にされた。

そんな“お疲れ”の私であるが、よく利用する吉久さんで11月に「つり丸」チャリティイベントが開催されることになり、ひょんなことからこのイベントに参加することになった。
対象魚は「カワハギ」である。

そこで、イベントのポイントとなるのはお馴染みの竹岡なれど、吉久さんの船でプラしておこうと、日曜(10/30)はカワハギ釣りにすることにした。

ところが前日の仕事に見切りがついたのが22時、帰宅して仕掛と準備で25時、お風呂に入って26時に就寝と、遠方であれば寝ずに出発する時間だ。
されど、湾奥船なら3時間半は寝れる。
アリガタヤ、アリガタヤと眠りについた土曜の夜だったのだが…、目覚めると陽が上がっているじゃないか!

アリャ?と時計に目をやると6時45分。
何時もの起床時間だ。
やっちまった~。
見事なまでの寝坊、体は普段の生活リズムだったようだ。
現実を把握してタバコに火を着けたときに吉久のカワハギ船は岸払いした筈だ。
(湾奥船は予約不要なので、宿にご迷惑は掛かっていないのでご心配なく)

しかし、このヘッポコブログまで読まれている釣○○な諸兄であれば解る筈だ…。
一旦、火をつけてしまった釣り人の気持ちは消せないことを!
頭の中では萬栄丸の午後船、長井港の儀兵衛丸の午後船が真っ先に浮かぶ。

久しく伺っていない萬栄丸も捨てがたいが、儀兵衛丸には乗ったことがなかったこと、三浦なら帰路に渋滞がなく楽だろうということで儀兵衛丸に乗ることにした。

儀兵衛丸さんの印象は、とにかく優しくアットホーム。
しきりにお茶を勧めてくれるお婆ちゃん、言葉に全く棘のない船長さんと本当に釣宿らしからぬ釣宿でした。
しかも、カワハギ午後船は¥5,000―(氷付、エサ別)と超お得!
通しでも¥8,000-だそうです。

あと見逃せないのが、長井港はカワハギでは知名度が低いけれど、今季絶好調の小網代と佐島の中間に位置する港。
ポイントとしては悪くない筈ですが、極鋭を何本か抱えた全身ダイワのカワハギフリークがいないこと。
要するに穴場≒空いているんです。
また利用させてもらおうと思います。





そして今回のカワハギ釣りでは試してみたいことが2つありました。
●フグ竿を試してみること
●鰻鈎を試してみること

フグ竿(外フグ用)は以前からカワハギ、マルイカに併用していたので、全く初めて試すものではないが、カワハギ専用竿(メタリア)を購入してからは使っていなかったので、フィールを再確認する意味で。
鰻鈎は雑誌のボート釣り講座で「カワハギがよく掛かる」と書いてあり、試してみたかったのだ。

結果として、フグ竿はティップの柔軟さ、ベリー&バットのパワーはカワハギ釣りに使うこと自体は問題ないのだが、長めのグラスソリッドをナローテーパーしたティップなため、どうも手感度が鈍いように感じた。
カンッカンッカンッカンという金属的なカワハギのアタリが手に響いてこない。
グラスソリッドそのものは目感度が高いので、ティップを短めにすれば専用竿に見劣りしないだろう。

そして鰻鈎。
こちらはキャスト時に装けてみたが、キャストで群れを見つけることが出来ず、敢え無く沈黙。

何れにせよ、カワハギは修行をはじめたばかり。
底の釣りが通用しないと、釣れない時間が出来てしまう…。
これを如何に短くするか。
カワハギを自ら寄せられるようにならねば話にならない。
宙の釣り、キャスト釣りと課題は山積みだ。



そんな訳で、少し壊れかけた午後釣り(4時間)は、11枚と完敗(トップ15枚)。
20cmオーバー4枚と、エラが傷ついたワッペン1枚をお持ち帰り。

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