2013-04-01

食材調達!

今ではオフィスで1人に1台が普通になったパソコン…。
私がビジネスでパソコンを使い始めた頃は、信じられないだろうが、1台のパソコンを何人かで共有していた…。
Windowsは95の頃だ。
今になって思い返すと笑えるね!

当時はオフコンこそ普及していたものの、注文書はFAX、コミュニケーションは電話(ポケベルは流石に死滅していたか?)、請求書はオフコンから出力するか、複写式の専用請求書を手書きしていた時代で、パソコンを併用するのは凄く(二度)手間だったのだ。

当然、急ぐ仕事を優先するものだから、パソコンを覚えるのが蔑になり、エクセルも満足に使えずに四苦八苦しているときに神様的存在(パソコンの先生役)だったのがFさんだ。
Fさんは私と同年代ということもあり、今でも細々と交流がある。

この3月も同じ知り合いの壮行会で会う約束をしていたのだが、Fさんは諸事情により欠席となってしまったので、他日に食事の席を用意した。

はてさて、久々の食事だから釣り人ならではの美味しい魚料理を振舞いたい。
そこで食材調達を目的とした釣行をすることにした。
斯くして(私の釣物一覧より周囲の意見も聞き)間違いない獲物ということで、久々にイサキ釣りに行くことになったのだ。

今期、イサキは好調のようで、釣場は洲崎、江見、勝浦どこでも構わなかったのだが、振っと布良(めら)の「松栄丸」さんの情報を目にしていて、急に布良が懐かしくなった。

布良は私の亡き父が足繁く通った港で、父に連れられ私が船釣りデビューを果たしたのも布良の船宿だ。
パソコンの話と同じで、かれこれ13~14年は足を運んでいない。
布良港
まあ、最悪5匹もあれば十分なお気楽釣行なので、松栄丸さんに予約を入れて、集合時間ピッタリに港に着くと、どういう訳か船宿から電話が入る。
出船予定時間の1時間前の出来事だ。

「皆さん揃っているので、早く出船しようと思うんですが、今どこですか?」
→いま港に着いたところです。
「では車の前に荷物を出しておいて下さい。経トラで取りに行きます」
→はぁ~?

目の前で電話していたようで、あっという間に荷物が回収され、あたふたと着替えると私が船に乗ったとたんに岸払いした。
どうやら世の釣オヤジ共は私とは正反対に、好調なイサキの束釣りでも狙っているのか?、目がマジになっている(怖)。
釣座は、ビリ着なので左舷胴間しか空きは無し
アルファタックル Deckstick150 魚が掛っている時のカーブ
お気楽ヤローがサンドイッチを食べながら、カシュッとやっている間にポイント到着。
岸払いからものの10分程度で釣り開始だ。
当然、カシュッなんてやっているバカは私だけだ。

まあ、イサキ好調というのも満更でなく、ぼちぼちと釣りを開始すると、型こそ小さいがよく釣れる。
面倒臭いので、一匹掛ってもそのまま置いておくと3点掛け…。
そんなのが10回もあると30匹。
サイズUPを狙って上棚-1mで待ってポツポツ追加。
結局60匹も釣ってしまった…。
30匹も有れば持て余すので、小さいのをポイポイとリリースしていると、私よりも沢山釣っていたお隣さんが「リリースするなら貰っていい?」と聞いてくる。
お隣さんの足元は桶2つが満タンで、ピチパチと足元にも魚が跳ねている。

捌くの大変でしょうと?と聞くと「小さいのはツミレにするんだよ。アジより美味いしね」との事。
鱗は取らずミキサーを使うにしても、三枚に下ろして皮は引くのだから、大変は大変だ。
そんな訳で6匹をお隣さんに進呈、24匹をリリースした後の状況がクーラー写真。

お陰さまで食事会は、話も弾んで4時間がアッと言う間。
イサキは香草焼きとナメロウにしたが、何れも大好評!
特にナメロウは凄く粘りがでて「何か入れてる?」と聞かれたほどだ。

3月末では刺身には今ひとつのサイズであるが、5月になればお腹も膨れ、サイズも良くなるだろう。
房総のイサキ、諸兄も夏までに1度は足を運ばれては如何だろうか?
最後に、肝心の料理の写真を撮り忘れたことをお詫びする。

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