2009-09-24

ノット(ライン)について


スピニングマダイへの初挑戦は、10月最初の週末となりそうです。
ですので勉強にも熱が入るのですが、難しい問題にぶち当ってしまいました…。
PEラインとリーダーとの接続=ノットの選択・実践です。

我々のような餌釣師は従来ゴッツイ道具立てで釣りをしていることもあり、ラインシステムなるものは覚えても無用の長物だったのですが、見事に裏目です。

まず、ラインシステムを組む必要性について触れます。
勉強したての知識ですので、経験豊富なルアーマンの方からお叱りをうけるかもしれませんが、悪しからずご容赦ください。

私の理解としては、まずは糸の特性に応じて普及したものであるということ。
PEラインは素材の著しい進歩により、細番手で充分な強度を得、感度も含め道糸の王道を歩んでいるが、結節強度が低い、根擦れ、船縁の擦れなど、摩擦に弱い、伸縮性が全くないという特性がある。
そこで、結節強度が保て、擦れにも強く、魚とのやり取りがしやすい柔軟なナイロンやフロロをリーダーとして接続するようになったというのがそもそもの始まり。

餌釣師は単純にサルカンでPEとリーダーを結べばいいと考えるのですが、前述したように結節強度が低いため没!
スピニングマダイで使う豆テンヤへのPE直結びも根擦れ、船縁への擦れに耐えられず没です。

-----2010.10.15修正---------------------------------------
また、真鯛は大抵、餌(針)を咥えたら走ります。
その際の船縁・根擦れに対応するにはリーダーはある程度の長さが必要となります。
そのためリーダー先端部は仕掛け回収時にリールのスプールに巻き取ることになります。
ですのでノットはガイドをスムースに潜り、且つ傷つけないように出来るだけ「小さく細い」ことが理想です。
即ちサルカンで接続するなどもってのほか。
やはりPEとリーダーはノットで接続する必要が生じるのです。
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尚、リーダーはナイロンとフロロどちらを使うのかも当初は訳がわかりませんでしたが、やっと意味が解ってきました。
ノットというのは「結ぶ系」と「巻く系」の2つに分れます。
現在の主流は用途にもよりますが、本件については「巻く系=摩擦系」で、原理としてはリーダーにPEを食い込ませて留めるものです。
必然、リーダーは柔らかい素材が適しており、フロロよりナイロンを使う傾向が強かったという訳です。

しなやかさはナイロンに軍配があがるのですが、衝撃強度はフロロに劣ります。
一定以上の衝撃が加わると破断する…。
ナイロンも実釣をとおして見直すべきなのでしょうが、まずはフロロを使ってみることにします。
柔か目のフロロであれば、ナイロンと遜色ないのではないか…、というのが私の結論です。

ですので、何時もは100m巻きの安いフロロを使用していますが、取敢えず最初は高い糸を使ってみようかと思います(シーガーのリアルFXあたり)。

今回、私がリールに巻いたPEラインは0.6号と極細です。
更には船宿指定のリーダーは2.5号とこれまた細い。
大鯛がポイポイと釣れるものではないにせよ、5kg位の鯛とのやり取りを考えると、ある程度の結節強度があるノットとしておきたいところです。

勉強の末、候補としたノットは、次の3つ。
●ノーネームノット
●FGノット
●PRノット
ノットの詳細は、クレハURL(
http://www.seaguar.ne.jp/knot/index.jsp)をご参照ください。
説明を読むと簡単そうに見えるのですが、実際に(使わない糸で)練習してみると、これが難しい難しい!
この中で一番簡単なノーネームすら満足に結べません。

このままじゃまずいと感じた私は、とある方がFGノットお薦めしてくれたこともあり、愚かにも安くはない「EZ Knotter」なる結束機を購入してしまいました。
http://ezknotter.gear-lab.com/
本当にバカですねぇ~。

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