2010-08-16

イカオヤジ失格(2)

おニューの竿、更にはLTでの初めてのタチウオということで、弥が上にも興奮が高まります。
(竿だけでもワクワクなのに、ノーマルタックルでもあの引きですから、LTでは…)
当日のタックルは前述の竿にマルイカ・カワハギ共有のベイトリール。
PE1.0号にリーダーを介し、30cmの片天秤、錘は40~50号。
仕掛けはフロロ8号×2m、タチウオ針1/0。

因みに私はノーマルタックルでもタチウオの仕掛は1本針にしています。
出来合いの仕掛けも含め2本針を使われる方が多く見受けられますが、基本的に土日釣行となる我々に大爆釣なんて日和は滅多に当りません。
どちらかと言えば渋~い日が多いので、雑音(雑念)が増える2本針よりは1本針で確実にフッキングさせることにしています。
そりゃぁ、ドラゴンが2匹掛ったときの引きも味わいたいけれども(二兎を追うものは…)。

また、今回は落しこみの誘いも入れてみようと作戦を練りました。
餌タチウオの誘いは、シャクリ上げと相場が決まってますが、ジギングの記事などを読んでいると「フォールで触りを捕らえ、誘い上げ」なんて書かれています。
これ、餌釣りに使えんのかなぁ~という素朴な疑問だったんです。
何しろ、フォールで触りを捕らえるのはイカオヤジ改め、イカ好きの定番ですから…。

その場合、問題となるのは天秤仕掛です。
胴付(イカ)であれば、サミングしながらスローで落し込むことが可能ですが、天秤はどうにもやり難い。
そこで次のような工夫をしてみることに…。

(1)棚に仕掛けが入ったらサミングでストップ
(2)ハリスが馴染むまで3秒待ち、ステイ
(3)軽くシャクリ、ハリスの半分の長さ仕掛を落とし(2)~(3)繰り返し

こんなトライも含めた釣行日は8月8日(日)になりました。
当日はこのところの天候に同じく晴れ(猛暑)。
ポイントは聖地の観音崎沖で、手に感じる水温も高く(釣宿のHPでは28.5度)、潮さえ動いてくれれば活性高いかもと期待したのですが、何時ものように船中ポツポツという具合でした。

そこで、ひと工夫です。
チモト補強のゴム管もはずし、餌(サバ)もチョン掛けにして、例のフォール作戦です。
ところが、結果は「沈黙…」。
うぅ~ん、タチウオの習性をもっと勉強しなければならないが、シャクリ上げにはポツポツとアタリがあるのに、フォールは駄目みたいです…。
何ともやるせない気分です。

タチウオは落ちてくる餌というより、逃げる餌へ反応が強いのか?
事実、擬餌であるジグのフォールにアタックするということは、シルエットやジグのカラー(反射)への反応の方が餌より強いということか?
イコール、餌の匂いはあまり影響ないのか?

私のタチウオの浅い知識は、餌を尻尾側から噛って弱らせて捕食する(だから前アタリでは針掛かりしない)。
餌は新鮮な方がバイトが良い。
活性が高ければ速いシャクリ、低ければ遅く誘う。
棚はその時々により変化…。
よって、フォールが駄目な場合、次に打つ手がありません。

釣れない釣り方をしていてもしようがなく、針(餌)の動きを演出するできるよう、針とハリスの結びを移動結びとして締め付けを緩めてみたり、タコベイトを付けてみたり、フラッシャー付きの針を試してみました。
感覚的ではあるものの、タコベイトは意味なさげでしたが、他の2つはまあまあの効果があったのではないかと思います。



当日の釣果は8本で、次頭。
されど、前回にも記したとおり竿を逆U字にひん曲げる醍醐味を味わえ、楽しい釣行となりました。
8月29日は、師匠と連立ってアジ~スルメのリレー釣りに勝浦に行ってきます。
(その前にタチウオ、リベンジ(目標ツ抜け)しちゃうかも…)

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