2014-03-09

久々に竿頭だったみたい(渋渋渋)

普段、私は日曜釣行が基本なのだが、この週末は日曜日に仕事が入ってしまい、週末釣行を諦めていた。
しかし、土曜日の朝起きてみると素晴らしい天気…。

そこで、思い立って小湊・寿々木丸さんのマルイカ午後船に乗ることにした。
午後船は深夜に移動する必要もなく、普段と変わらぬ生活ペースで楽しむことができるのが魅力なのだが、一方で悩ましいことがひとつある。

“週末渋滞” だ。
案の定、小湊に向かって出発してみると、京葉道、湾岸道、館山道まで大渋滞…。
「集合時間には間に合いそうにないが、何とか出船までには」と釣宿に電話を入れ、3.5時間かけて小湊に到着した。

以前、四国の方と高速道路についてお話したとき、「田舎には時間を金で買うような奴はおらん」と言われたことがある。
その言葉のとおり、地元の方の軽トラでも前に走られたときは目も当てられない。
道路の区分には関係なくアンダー法定速度である。
まあ、そんな焦りとスピード違反への恐怖を乗り越え、何とか船に乗れたのであった。

そんな渋滞の影響か?船に乗ってまで渋さは続く。
何しろ、船長自身「何にも反応ないよぉ~」と言いだす始末。

ポイント移動直後の投入・着底でも船中“シ~ン”。
たまに巻き落としをしている方のリーリング音が聞こえる程度…。
12:30出船で15:00過ぎまではそんな渋々が続き、私もその時点でマル1杯、ヤリ2杯、計3杯という惨憺たる状況。
そうなると真っ当なプロセスでは釣れぬと見切り、夜な夜な考えていた特別対策を試す。
  • カーブフォール(本当にカーブしているかは不明)
  • スローリトリーブ、スロー誘い下げ
“ひとつテンヤ・スッテ”アクションの応用だが、トライアルの結果は“ゼロ”。
船長が言うようにイカが居ないんなら、何をやっても無駄かもね…。
ってか、何で投入指示が出てんだよぉ~!

結局のところ終盤に活性がにわかに上がってくれたお陰で、ポツポツ拾って17杯。
終盤も決して高活性というわけではなかったが、序盤にも終盤並みの活性があればねぇ。
特に皆さんにお伝えしたいトッピックスがない釣行だが、俄か分析をすると、
  • 今回の当りスッテ・当りカラーは特になく、棚(ベタ底)で釣れていた
  • 仕掛けは5本角で、底から2番目と真ん中に乗りが集中
  • 低活性だったので、アタリは微妙なモタレが多かった
  • 水深は60~110m。当日は手巻きだった為に110mは疲れたな
  • 小湊マルイカは、積極的に群を追うような操船はしない(流す)
それでも何とか面子が保てる数を稼ぎ、肩の力を抜いて帰路につけば、みたび私に渋いことが待っていた。

渋滞…。
復路2.5時間。

往復6時間。
高速が空いていれば東京から大阪まで行ける時間だ。
本当に渋い渋い渋い1日であった。

余談ではあるが、今シーズンはマルイカが好調ではあるが、釣趣の好みでは双璧をなすフグがこの冬も釣れていない…。
そろそろムズムズしてきているのは私だけなのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿