2009-05-17

イサキ・タックルについての考察(3)


標題も下手の長談義となってしまい、申し訳ありません。
第3話です…。

まず、前々回( イサキ・タックルについての考察(1) )の訂正から。
「タックルについては「コレ」じゃないと駄目というところが殆どありません」と書きましたが、コレじゃないと駄目という点が1つありました。
鈎(はり)の色です。
イサキは何故かグリーンが大好きなんです。

私はカラー鈎(ムツ9号)を愛用しているのですが、やはりグリーンの喰いがいい。
(他にピンク、ホワイト、夜光の3色があるが…)
ウイリー(鈎にポリウレタン糸を巻きつけた疑似餌。付け餌をつけずに誘って喰わせる)を使う人に聞いてもやはりグリーンの喰いがいいと言います。

この習性の訳は不明ですが、色のついた鈎を使う場合、グリーンは欠かせません。
しかも、配置は一番喰いのよい仕掛けの下鈎にグリーンをもってきます。
これは長年の確かな統計ですので、色のついた鈎を使う場合には是非お試しください。

さて、本題に戻りますが、皆さんの釣りの楽しみは何ですか?
私の場合、自宅であれこれと考えながら仕掛けを作るのも大好きですし、勿論、釣り自体も大好きです。
更には釣りに行くためのドライブも好きですし、釣った魚を喰うことも欠かせない。

イサキは釣った当日であれば、ウロコを落として塩焼きが美味しいですし、湯引きもいい。
刺身は釣り人ならでは釣った当日に食べることが可能です(コリコリしています)。
漁師料理のナメロウ、サンガ焼き、沖ナマスも格別です!
代わったところでは、香草焼、ムニエル等もお勧め!
ところが、余り皆さんが試さないのが、干し物なんです。

日干し、一夜干しも格別に美味しいですよ!
都会の外気では干したくないという方には、「ピチットシート」なる優れものがお薦めです。
冷蔵庫の中で一夜干しを作ることが可能です。
是非、お試しあれ。http://www.pichit.info/

ところが、ところが、干し物の王様は何と言っても「船上干し」です。
スルメイカの船上干しについては釣り人の皆さん熱心に作られますが、魚の船上干しを作られる方はあまりお見かけしません。

「こんな美味いものはない」と船上干しの話を行き着けの店でしていると、常連(友達)のN氏が〝じゃー食べてみたいから作ってくれ〟ということになり、今回イサキ釣りに行ったという訳です。

ですが…、失敗してしまったのです。
上手くいかなかった。。。

まず、レポート( イサキ釣り(2009.05.10) )にも書いたように、前半、イサキが釣れなかった。
4時間は干したいと思ったので、塩水に漬けるのを1時間と考えると、7時までに釣った魚を捌かねばならず、その時間に適当なサイズのイサキが釣れていなかった。

しようがなく、アジで船上干しを作ることにしたのですが、塩の量が多すぎた。
歯ブラシを持参するのを忘れてしまい、魚の汚れが少し残った(イカ墨用のブラシはあったが、流石に使う気にはなれず)。

更には干したアジを写真に撮ろうとしたら、アジが居ない。
カモメも飛んでいなかったから、どうしたのかとロープの場所まで行ってみると、クリップから外れて床の上で濡れていた…。
直ぐに干し直したが、生乾きになってしまった。
少し離れた場所に干しておいたものだから、落ちたことに気付かなかったのだ…。

加えて、下船後に新聞紙の上で追い干しをしていたところ、それを見にきたオヤジのタバコの灰が干物の上に落ちてしまい、もう踏んだり蹴ったり…。
そんな出来の悪い船上干しをN氏は美味しいと言って食べてくれた。
是非、次回は完璧なものを贈呈しなくてはならない。

そんな訳で、船上干しの写真はありません。
申し訳ない。
その代りにイサキの刺身の写真をUPしておきます。

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